IAFT15/16は開催テーマを「JAILBREAK -予見する人工物- JAILBREAK -Artifacts Predict the Future-」とし、
音楽、映画、演劇、アートなど現在、
個人による多様な選択は確保されるも、嗜好は分散し、
私たちは本当の意味で個人の自由や民主主義的な自由を勝ち取って
コンテンツの飽和状態はジャンルの枠内で保守化し、
手を替え品を替えたコンテンツ同士の微妙な差違で充足してしまう
本当におもしろいものは、境界を歪ませ、
ITの世界では、
フェスティバルのテーマを「JAILBREAK -予見する人工物」としたのは、
また、サブタイトルの-予見する人工物-とは、物体だけではなく
東アジアにおいて、個人レベルの交流で過激な感情を抱く機会は多くはないはずですが、集団レベルになるとなぜか対立構造に転化してしまいます。グローバリゼーションがいったん落ち着いた今、反動ともいえる保守化の傾向は、単なる他者の排除/排斥ではないと私たちは歴史から学んできたはずです。
IAFT15/16はこの度、民間レベルでの芸術文化交流として、韓国のアーティストと批評家を招聘し、公演および互いのアートをとりまく現状について意見交換を行います。